【第二十話】進展

レコーディングは事務所の一室で…

一曲を徹夜作業で終えました。

 

その後は、

オムニバス発売とそれの記念イベントが

待ち受けています。

 

しかし、僕にとっては上から見下ろすような、

静観しているような感じでした。

 

なぜなら、

その先のほうが重要だったからです。

 

その先にあるもの

ここは大阪南船場の某ライヴハウス。

オムニバスCD発売イベントが行われていた。

そして、

今から別名「魔女の宴」というバンドが出るらしい。

 

暗闇の中で不気味なSEが流れ始めた…

 

異質な雰囲気がライヴハウスを包み込んでいく。

 

そして、

幕が上がった!

 

SEが止まると同時に、

激しく一曲目から爆発させていく!

 

WALPURGIS

 

その空間を呑み込むかのように、

自分たちの世界を思う存分繰り広げていくのであった。

 

本能をむき出して叩きつけるようなドラム、

あくまでも自然体で弾き続けるベース、

攻撃的なスタイルを見せつけるギター!

 

そして、

異彩を放つもう一人のギターは魔女とよばれていた。

 

主役のヴォーカルは、

その存在感で圧倒して客を呑み込んでいくのであった!

 

MCもほとんどなく、あっという間に

最後の曲まで突き抜けていくのであった…

 

そのバンドの名は

WALPURGIS というらしい。

 

以上、

いつもどおりのステージでした。

ペコリ(o_ _)o))

 

イベントだからといって特に力まず、

リラックスして演奏したのを覚えてます。

 

もちろん、僕たちをこのイベントに誘ってくれた、

旧友のあつし君も出演しており、

楽屋では和気あいあいと話したり、

その後の打ち上げでも楽しいひと時を過ごせました。

 

そんなわけで、

イベントもフツーに終了したのですが…

 

その後、

バンドはその音楽事務所にお世話になっていくことに。

 

え?

お世話になる?

 

事務所の所属バンドとして活動していきます。

 

そして…

プロデューサーの丸尾さんと話し合った結果、

フルアルバムを発売するために

レコーディングしていくことになりました。

 

もちろん、バーコード付き、全国発売、の

れっきとした商品です。

 

そして、

バンドは、ライヴ活動と並行して

レコーディング作業にとりかかっていくのですが…

 

あとがき

商品としてのフルアルバム。

それが僕の目的でした。

 

僕は目先のイベントよりも、

もっと先を見ていたのです。

 

しかもその音楽事務所は、

わりと自由に活動させてくれる、

といった点でもよかったです。

 

逆に言えば

「できるだけ、自分たちでやれ」

てな感じですがw

 

最後に…

 

目的のために手段があるとはいえ、

イベントも目的です。

なぜなら、チケットを売ってますから

何かを感じてもらえるようなステージを

お客さんに提供しなければいけない。

 

僕たちのバンドが

いつもどおりの自然体で演奏出来たのも、

みっちりと普段から音楽と向き合っていたからだと思います。

 

日頃の行いの積み重ねがいかに大切かを

今でも思います。

ペコリ(o_ _)o))

最後まで読んでいただき
ありがとうございました