【第十三話】結末からどん底へ

 

借金まみれでバンド活動が出来ない状況…

もう精神的にも疲れていました、僕は。

 

「苦しさから解放されて気楽に過ごしたい」

 

限界近くまでストレスがたまっていたのです。

 

とりあえず、僕は

バイトに専念して生活を立て直して、

また一から再スタート、と考えてました。

 

しかし、

そんな僕を見かねたのか、

親は半強制的に実家の田舎に僕を引き戻すことに…

 

それは何を意味するのか?

 

僕はバンドの活動拠点すら失ってしまったのです!

 

終わった…?

 

もう二度とあのライヴの躍動感を味わうことが出来ないのか?

 

これまでに味わったことのないような

「敗北感」が僕を襲いました。

 

充電期間

実家に引き戻された僕は、

仕事をしながらフツーの生活を送ることになります。

 

瓦屋根の補修工事…

 

そこでは見知らぬ土地の見知らぬ家へ

「まいどー、屋根屋です」

「点検どーですか?」

てな感じで、

やったことのない飛び込み営業。

 

もちろん、契約なんてとれません。

 

思えば…

バンド活動でも自分自身では

チケットを売ってませんでしたから。

セールスなんて無理です。

(・・;)

 

3か月で辞めました。

 

個人経営の美装屋…

 

そこでは個人経営少人数ということもあり、

臨機応変な対応が求められます。

 

僕はいつも叱られてました。

 

手際よく速く綺麗にするのが、

美装屋さんの仕事です。

しかも毎回のように違う場所へいくのです。

 

思えば…

一人暮らしの頃はコンビニでバイト、

同じ場所で同じ仕事をこなせば良かったのですから。

 

そんな感じで地元で仕事をしながら、

時は流れていきます…

 

フツーの生活です。

そこには、ライヴ予定もチケットノルマもありません。

深刻なバンドミーティングもないのです。

 

家ではゲームを楽しんだり、

たまに、職場の人と遊びに出かけることもありました。

 

ギターは時々練習、弾いてました。

腕が落ちないようにするために。

 

仕事に関しては、

決して楽ではありませんでしたが

楽しかったです、僕は。

 

未経験なことをするだけでも、

リフレッシュになるんですよね!

 

そしてフツーの生活を送ることによって、

僕の「やる気」というか「エネルギー」が充電されていきました。

 

鏡を見れば一目瞭然でした。

精神的疲労で、やつれていた僕の表情が

生き生きとしてきたのです!

 

バンド活動を始めた頃のように…

 

気が付けば、僕は

誰にも気をつかわずに、

自分がやりたい曲を書いていました。

 

自由気ままに心のおもむくままに…

 

そして、ついに!

僕は、地元の田舎でバンドメンバー募集することに…

 

初心に帰って再出発です!

 

あとがき

借金まみれで実家に逃げていく…

おそらくそこで終わりでしょう、フツーは。

 

しかし僕は終わらなかった。

 

なぜなら、

僕はフツーじゃないのでw

 

今から考えれば、

あの経験は序章に過ぎなかったのです。

 

あのどん底の苦しみと屈辱感があったから、

これから先も前進していけるようになりました。

 

「あの頃の苦しみに比べてたら大したことない」

てな感じで。(o^―^o)

 

最後に…

 

ストレスは最大の敵です。

もしも、あなたが何かしら精神的につらい時は

逃げれば良いのです。

 

リフレッシュは大切です。

再スタートを切る元気を与えてくれますから…

ペコリ(o_ _)o))

最後まで読んでいただき
ありがとうございました