【第三話】A君との出会い

 

バンドを結成して順調にスタートを切り、

そして、

精力的にライヴ活動をしていたのですが…

 

次々にメンバー脱退、その結果、

サポートメンバーに頼ってのライヴ活動。

いつの間にか、

実質、僕とけんじ君2人だけのバンドとなっていました。

 

そこで、限界を感じた僕たちは

「ライヴ活動は休止しよう」

ということになります。

 

曲作りをしながらメンバー募集!

 

そして、

色々な人と会っていくことになります。

 

その中で、ベースのA君と出会いました。

そして彼に加入してもらうことに。

 

理由は、募集で会ってきた人たちの中で、

一番実力がありそうだったから…

 

何かが違う!?

やりたいようにやって、

自分たちの音楽を表現していた

僕とけんじ君でしたが、

 

A君はそんな僕たちとは違いました

 

「やりたいようにやる」

とかよりも、

「集客面とか営業面」

現実的なことを考えていたのです、彼は。

 

僕たちのバンドには

少ないですがお客さんもいましたが…

 

A君にとっては

コアなファンを少しづつ増やしていくよりも、

より多くのチケットが売れるように工夫していく、

音楽事務所に所属して名を売っていく、

といったことが重要。

 

売れるにはどうすればいいのか?

を考えています。

 

合理的な考え方がそこにありました。

 

やりたいようにやるだけでは通用しない

厳しい世界なのですよね、音楽は。

 

それに加え、

バンドサウンドの完成度も重視。

 

僕のギターの音作りに対して

「そのギターのサウンド、改善しろ!」

てな感じで。

 

A君はベースでしたが、

ギターのことも詳しかったです。

 

僕はA君から色々教わりました。

「歪み具合はこのくらいがちょうどよい」

とか、

一緒にエフェクターのつまみを回しながら、

アドバイスしてくれたこともあります。

 

そして、

演奏面と曲のアレンジ面においては、

それ以上に厳しかった!

 

当時の僕は、ギター教室ならぬ、

バンド教室に通っている感じでしたw

 

もちろん、スタジオでの演奏のミスは

許されません!

 

僕はスタジオの日は、

自分の家で練習してから

スタジオに向かいました。

 

毎週のスタジオの後は

けんじ君の家で朝までミーティング。

A君は姫路から大阪まで足を運んでました。

そして、彼は始発で帰っています。

 

ミーティングでは、

A君は僕たちに指導している感じでした。

 

僕とけんじ君がバンド結成して

ライヴ活動していた頃も

僕の家でミーティングしてましたが、

 

それまでのミーティングは、

「もっとこんな感じでいってみよう」

「今度はこれをやってみよう」

てな感じで、前向きな意見が中心。

ライヴ映像を見ながら楽しく会話。

その後は一緒にゲームをしたり、

そんな感じで、

反省とか音楽以外の難しい話なんて

あまりしてませんでした。

 

A君は、あきらかに僕たちよりも

バンドマンとしてのレベルは上。

 

「A君、加入してくれたけど…

これでよかったのか?」

 

正直言って、当時の僕は

疑問に感じることもありました。

 

なぜなら、しんどかったからw

 

でも、その時の僕は

「逃げてはいけない」

と思ったのも事実。

 

絶対バンドは良くなるはずだ!

 

そんな感じで僕たちはライヴ活動再開!

新たなるスタートを切っていくことに

なるのです。

 

あとがき

もしも、あなたのバンドに自分たちよりも

実力が上の人が加入したら?

 

その人が自ら脱退していかない限りは

大切にしてください。

 

厳しい指摘や意見は言われるとは思います。

 

楽しむためにバンドを始めたのに、

説教されて気分が悪い?

楽しくなくなった?

 

しかし、色々教えてくれるメリットのほうが

はるかに大きいのですよね!

 

長くバンド活動を続けるには

自分自身の成長が不可欠です。

 

趣味が悪いとは言いませんが、

バンド活動は、

学生の学園祭でもなく、

一夜限りのコピーバンドイベントでもありません。

それに関しては否定はしません、もちろん。

 

でも、

あなたがもし本気で

「もっと上を目指したい!」

と思われるなら、

この記事が少しでも参考になれば

と思います。

 

なぜなら、

コレは僕のドキュメンタリーですから…

ペコリ(o_ _)o))

最後まで読んでいただき
ありがとうございました