【第二話】けんじ君との出会い

 

僕はバンドを結成して、

いよいよライヴ活動を開始していきます。

多い時で月5本くらいでしたから、

半年もたてば、

僕はすでにバンド初心者ではありませんでした。

 

ライヴでの赤字なんて気にせずに、

ライヴをやりまくっていた僕…

 

しかし、やればやるほど、

なんかしっくりこない部分が

見えてくるんですよね。

 

その時の僕の不満は、音楽性とかではなく

ステージ上での表現という点でした。

 

やりたいようにやれない…

というか、

やってくれないのです、他のメンバーが。

 

それに加え、メンバーの技術面への

不満もありました、正直言って…

 

でも、

当時の僕はそれを指摘、解決策、

アドバイスすら出来なかったのですよね。

 

なぜなら自分のことだけで

精一杯でしたから…

 

ライヴ活動だけは精力的にこなしていた

そのバンドは解散することになります。

 

そして…

 

僕は、新たなるバンド結成に向けて

バンドメンバー募集をしたところ、

ヴォーカルの、けんじ君(仮名)と

出会ったのです。

 

やりたいようにやる!

お互い好きな音楽の共通点もあり、

一緒にバンドを組むことに…

 

でも普段の話し声からして、

大丈夫か?

が僕の正直な感想でしたけどw

 

しかし!

僕とのスタジオで彼は、

僕の作った曲に最高の歌声をのせていきました!

メロディはもちろんのこと、

それ以上にシャウトが魅力的!

 

しかも、ファッションセンスも

何だか分かりませんけど、素敵でした。

 

そして、曲作りも順調に進んでいきます。

 

そのバンドでの初ライヴ!

 

今までにないくらい充実してました。

けんじ君も「最高だった」と

言ってくれたのが何よりも

うれしかったです、僕は。

 

お互いやりたいようにやって、

表現したいように表現する!

ひとつの作品を作り上げたようなそんな感じ

なのですよね。

 

しかも、

お客さんが僕たちのステージに

魅せられているのを感じたのです!

 

音楽性とか演奏力はさておいて、

感動してくれてます

何かを感じるという意味で…

 

KAWON

 

結果がすべてを物語っていました。

 

なぜなら、

二度三度目のライヴする頃には

お客さんもついてくれてましたから。

 

毎回のようにチケットを買ってくれる、

自主制作音源も買ってくれました。

そして、ファンレター…

 

でも、良いことばかりではありません。

 

現実は甘くはないのです。

 

僕とけんじ君が中心となって結成、活動、

をしていたそのバンドでは、

メンバー不足に悩まされていくのです。

 

時には、

演奏力不足のメンバーに辞めてもらうとか、

そんなこともありました。

 

しかも、

サポートメンバーにドタキャンされて、

ライヴを当日キャンセルとか…

あの時は本当に情けなかった!

 

自分たちの力ではどうすることも

出来ないような問題に直面していく。

 

そして、

ヴォーカルのけんじ君と僕は、

メンバー探しで悪戦苦闘していくのですが…

 

 

今回のバンド活動の話はここまで。

 

 

そのような状況の中、

僕の誕生日パーティー!

 

バンド仲間のМ君(仮名)もよんで

僕、けんじ君、M君、

三人で。

 

最初は和気あいあいに雑談してました。

フツーのお誕生日会てな感じで。

 

しかし、いつの間にか…

 

僕の普段着に対して、

「ファッションセンスなんとかしろ!」

の話になってました。

 

着たいモノを着ればいいわけではない!

ぜんぜん似合ってないし!

 

てな感じで…(・・;)

 

当時の僕はステージ衣装以外の

普段着に関しては

何を着れば良いのか、さっぱりわからず

単純に自分の着たい服を買ってたのですが。

 

説教は朝まで続きました。

誕生パーティーで説教されるなんて、

前代未聞!僕だけでしょうw

 

そこで後日、

けんじ君(仮名)が一緒に服を買いに行ってくれることに。

 

彼は、僕に言ってました。

「かんちゃんは体が小さいから無理して男物を着ても似合わへんよw

俺もそんなに体大きくないからレディースやで」

 

そうか!なるほど…

 

僕は、けんじ君と同じような

ファッションスタイルにしよう!

と決めました。

なぜなら、素敵でしたから。

 

そして一緒に買い物。

そして僕が試着したその姿を見た彼は

 

「ええやん!」

 

目を輝かせて言いました。

今まであれほど僕の服装にケチをつけていた彼がですよ!?

 

一皮むけるとはこのこと!

 

それ以降の僕は、現在にいたるまで

服装はレディースです。

下着以外はw

 

驚くべきことに、

それまで色々な人にケチをつけられていた

僕のファッションですが、

それから今までにいたるまで

誰からも何も言われなくなったのです!

 

身の丈に応じたモノがいかに大切か?

てな感じです。

 

ムリしてメンズにこだわらなくてもいいのです。

ちなみに僕はレディースのほうが

着心地はもちろん形も好きですがw

 

やりたいようにやる

着たいモノを着る

 

バンド活動において、

やりたいようにやるにしても

メンバーは二人だけではありませんから

全員が出来るようにならなければいけない。

 

着たいモノを着るのは良いが、

鏡で自分自身を見てみれば

ケチをつけられるのはわかる…

 

そんなことを感じながら、

バンド活動を通して

僕は成長していくのでした。

 

あとがき

学校や会社では、

「やりたいようにやりなさい」

とは教えてくれません。

もちろんその結果の対処方法

も教えてくれません。

 

ましてや、ファッションセンス

についても教えてくれない。

 

ケチはつけるけれど、

解決方法までは教えてくれないのが

ほとんどだと思います。

 

なぜなら、めんどくさいからw

 

個人で解決すべき問題!てな感じで…。

 

もし、

あなたの服装について何か言う人がいれば

一緒に服屋さんへ!

と誘ってみてはどうでしょうか?

「似合う服を一緒に選んで!」

てな感じで。

 

もし好意的に対応してくれるなら、

あなたにとっても相手にとっても、

本当の友人です。

ペコリ(o_ _)o))

最後まで読んでいただき
ありがとうございました